がんについて

※このホームページに記載されている内容については当研究所の考え方であり、いかなる責任も負いませんのでご理解の上でお読み下さい。

がんの分類
1) がん腫・・・胃がん、大腸がんなど、上皮細胞にできる。
がん腫は、発生した組織、類似性から組織学的に下記に分類される。
① 腺がん・・胃がん、大腸がん、乳がんなどがある。スキルスがん(硬がん)もこの種。
② 偏平上皮がん・・口腔がん、上気道がん、食道がんなどの臓器の表面にできる。
③ 未分化がん・・・甲状腺未分化がん
2) 肉腫・・・・骨肉腫など、組織の構造体である間質細胞にできる。
がん種と肉腫ではがん腫が圧倒的に多い。9割を占める。
以上の分類は、本当に大まかな分類です。
がんの性質と闘い
がんは、ありとあらゆるがんが存在し、人によって症例によって全て異なるがんと考えた方が良いのです。従って、がん治療にも画一的な治療は通用しないのです。
そのがんの性質、その治療は未知で闇夜の中を手さぐりで先へ進まなければならない状態とも思え、がんに対する社会一般の理解も、確実に死を連想させるくらい治癒することの確率が低いと思われています。しかし、がんは、上記のがんの分類に当てはめるよりも、全てのがんが異なると考えると、がんの治癒の可能性も全て異なると考えられます。
ですから、希望を捨ててはならないのです。現実に、医師に三カ月の命と言われ自然治癒してしまった方もいます。その方は、15年前から画家になって最近、絵画の賞を受賞しています。他にもそのように医師に数カ月の命と言われ亡くなった方も多いでしょうが、生還してきた人達も数多くいることも事実なのです。
一度しかない命を守る為に、可能なあらゆる方法によりがんと闘うべきだと思います。
現代医学のがん治療方法
がんの現代医学の治療方法は大きく分けて下記の三種になります。
1.放射線
2.手術
3.化学療法
代替医療のがん治療方法
がんの代替医療は、がんに有効か無効か不明の場合が多いのですが、実際に治癒している方も存在する為に一概に否定はできません。従って、現代医学による治療と補完としての代替医療を併用して受けるべきだと考えます。当ホームページで紹介している書籍の中には、現代医学の三つの治療は受けるべきでないとの解説がなされているものがあります。しかし、現代医学の三種の治療を放棄することは無謀と考えます。やはりサイエンスを基にした現代医学を無視してはならないと考えます。現代医学の治療を受けるからこそ補完医療としての代替医療が効果を発揮するのではないかと考えます。=代替医療 =
がんの再発
がんは再発することが多いのですが、不思議なことにがんの手術を受けた方が、退院して生活習慣を全く変えていない方が多いのです。医師が、生活習慣を変える指導をしないのです。がんは生活習慣により発症することが多いのです。それは医師も患者も当然に知っているはずです。それなのに、がん患者は、今までの生活習慣を変えようとしません。医師は生活習慣を変えなければ再発すると理屈で考えても理解できそうですが、担当医師は一切説明しません。人間を機能的な物として見て、機能が物理的に回復したから治療が完了したと考えるのでしょうか。それは間違いだと考えます。その生活習慣によりがんが発症したのであればその生活習慣を変えなければ再発は時間の問題と考えられます。
再発予防の為にはまず、今までの生活習慣を改めることが大切と考えます。
例えば、
1、食生活の中で、お茶、米は特に毎日食します。有機栽培に変えたのでしょうか。病院食で有機栽培を使用していない医師には有機栽培は勧められないでしょう。
2、油、塩は控えめにしたのでしょうか。
3、ストレスが溜まらないように環境を変えたのでしょうか。
全てやればできることです。がんは体の悲鳴です。その悲鳴を無視してはなりません。今までの生活環境のがん発症リスクは、初めてがんが発症したときより、再発の可能性は高い場合が多いでしょう。
ですから、是非、再発予防の為に生活習慣を積極的に変えて下さい。
がんの予防
□ がんは予防がかなりの効果をあげます。喫煙は想像以上にがんを発症させます。それは、煙草も当然のこととして害ですが、大気汚染、食品添加物等の発癌物質の害を増幅させる効果が強いと考えられます。喫煙は、体を複合汚染にさせる一役を担っていると考えられます。がん細胞は健康人も発生し、マクロファージ等が頑張って貪食してくれています。しかし、その免疫力が落ちてある期間経過したとき、或いは複合汚染が一定以上の数値に到達したときがんは発症すると私たちは推定しています。発癌物質一つの力が弱い物もありますが、その弱い発癌物質も、他の発癌物質との相乗作用、複合汚染により強力となってがんは発症します。
ですから、一度しかない人生を大切にする為に、必ず禁煙して下さい。
□ ストレスもがん発症に大きく関わっていることが分かってきています。昔の人は言いました。「人を憎んではいけない」「感謝を忘れずに」「足るを知る」と。それらは、人がストレスを溜めない為の処世術だと思います。考え方を少し変えるだけで人はストレスをもたなくなります。物事を善意に、ポジティブに考える自分をつくり上げることが大切だと思います。
人は、自分に恵まれていることには当然と意識すらしなくなります。例えば日々痛みが無いことの幸せは何人の健康な人が自覚しながら日々を過ごしているでしょうか。まず、痛みが無いことは当然と意識すらしない生活を送り続けているのではないでしょうか。不幸や不都合を見つめるより与えられた幸せを再確認して見てはいかがでしょうか。お腹一杯食べられて、痛いところが無く、日々を過ごせたら幸せではないでしょうか。その日々の幸せを忘れて、あいつが自分より先に課長に成ったと腹を立てれば、自分の体を自分で蝕むことになります。
幸せとは、他人との比較の中にあるのではなく、自分の認識の中に有るのだと思うのですが。
ストレスは自分で作り出し、自分の体を自分で蝕むことなのです。
□ バランスの良い食事を、でき得れば有機栽培の野菜、有機栽培玄米を食することをお勧めします。油と塩、甘味、アルコールもひかえます。
そして、時間をかけ良く噛んで食べることが必要です。楽しみながら食べることが大切です。
□ 適度な運動がよいのですが、忙しいようでしたらストレッチをお勧めします。
□ 食事で補えない場合にサプレメント(健康食品)を飲用しますが、取り過ぎに注意して下さい。
□ 休養、睡眠を十分にとってください。
休んでいる間に壊れた体、壊れた細胞を、体自身が修復してくれています。(自己治癒力)
できたがん細胞をマクロファージ(macrophage)が食べてくれています。