がんの代替医療

※このホームページに記載されている内容については当研究所の考え方であり、いかなる責任も負いませんのでご理解の上でお読み下さい。
初めに!
下記のような治療方法がありますが、効果があるか疑問のものも多くあります。大切なことは、癌の三つの現代医学の治療法(手術・投薬・放射線)は拒否しないことです。本の中に「癌は治療しないほいうが良い。ほっておくほうが良い」などと主張する医師がおあります。大きな過ちと思います。代替医療や補完医療を利用する場合は、主治医に相談し、病院等の治療を受けながら利用すべきと考えます。
一つの目安として、自由診療のもののほとんどは効果が無い、不明なものが多いことです。従って、保険適用の治療を拒否して自由診療を選ぶべきではないと考えます。以上のことを念頭に下記の記載をお読みください。
代替医療と現代医学
がんの代替医療として、
ゲルソン療法、
漢方療法、
ビダミンC療法、
温熱療法、
珪素療法、
マイナスイオン療法、
免疫療法、
レドックス(坑酸化)療法
フコイダン療法
食事療法
等がありますが、その他サンプリメントを使用した多くの代替医療があります。
しかし、それは飽くまでも補完医療として考えるべきだと思います。ほとんどは科学的根拠のない治療方法です。最先端医療として現代医学、医療が存在しますが、それで完治できないがんが多くあります。
しかし、だからと言って現代医療を蔑ろにして代替医療で完治するがごとき口車に乗って現代医学を捨てては成りません。
現代医学、医療で手の届かない部分に関して補完的に代替医療を考えるべきだと思います。病気(疾病)とくにがんは、ひとつの原因によって発症するのではなく長い間に色々な害毒やストレスにより細胞が傷つけられて耐えられなくなった状態だと思います。その生活環境を変え、現代医学医療の力に頼って治療を受け、その上で補完医療、代替医療を施術すべきです。

現代医学医療の周辺問題点
医学そのものよりその周辺の医療役務提供におかしなことがあります。例えば、病院において農薬栽培された野菜を平気で患者に食べさせます。そして、一部薬剤は別として、未だに体重に関係なく食事や薬剤を同一の量で患者の全てに対応しています。改善された病院も増えてきましたが、食事の量は本来、体重、年齢、性差、個人差などにより基礎代謝が異なります。また、同じ体重であっても脂肪質と筋肉質の体質では基礎代謝が異なります。従って、異なる基礎代謝に基づき食事の量を考えなければなりません。それは糖尿病患者のみではなく全ての患者に対処しなければならないのです。
こんな病院もありました。魚屋さんとの仕入れ交渉で、「患者は、味がわからないのだから腐る寸前のもので良いから安くして欲しい。」と。腐敗していては勿論、問題ですが、腐敗の過程でも患者に対しては問題なはずです。「患者さんは体力がないので新鮮なものをお願いします」となぜ言えないのでしょう。医療を儲けの手段と未だに考えている病院経営者がいることを残念に思います。
それにしても病院の食事に有機栽培を使用していることはあまり聞かないのは不思議なことです。
カロリー計算も、食材を全て使用した場合と油脂の部分を捨てて調理する場合とでは全く異なります。前述した通り個人差がかなり有るのがカロリー計算のはずです。
弱った患者に対してそこまで優しい病院が多くなることを強く望まない訳にはいられません。

(代替医療の注意)
1)代替医療は、科学的根拠のないものが多いこと。(効果が無いとの意味ではありません)
2)がんに強力な効果を望めないこと。
3)患者によって効果のある場合と全く無い場合があること。
4)現代医学を無視して治療を受けてはならないこと。
5)医師の指導の下に行うこと。
6)現代医学と併用すればかなり効果が上がる場合、可能性があること。

(あらたな医療:統合医療)
最近、厚生労働省においても統合医療の検討を開始しました。厚生労働省の統合医療の考え方は「近代西洋医学と相補(補完)・代替療法や伝統医学等とを組み合わせて行う療法であり、多種多様なものが存在します。」としています。
厚生労働省統合医療とは? こちら